人の身体は年齢を重ねるごとに段々と、軽さを求めていくのだと思う時があります。
食べるものや習慣、考え方など。
自分に不必要なものにある時から気づき始め、もういらないのかもなと整理していく。
こういう整理上手になりたいものですね。
自分の心身が、正直なところ何を欲しているのかに目を向けるのは、とても大切なことです。
私はwithTeaの和紅茶を作っている茶農家さんが話していた、「砂糖とミルクを入れる文化や常識、海外のスタンダードに合わせる紅茶の作り方から離れてみたい」という言葉にとても共感を覚えたことがあります。
これまでそうだったから何となく、と続けていると、自分に合わないものを選び続けてしまう可能性がありますね。
あっさりした紅茶も楽しみたい、というニーズが、世の中、特に日本茶のような飲み物を飲んできた日本にはかなり多くあるのかもしれないと、その時に思いました。
日本では昔ほど緑茶が飲まれなくなりましたが、他の国ではミルクや香辛料、甘味をたっぷり加えて楽しむお茶の文化が、日本では何も加えず茶葉の味わいを楽しむものとして生き残ってきたことが、とてもおもしろく感じます。
もしかすると、日本で暮らす人たちの生活や感性や、歳の重ね方に合っているのかもしれませんね。
昔よりもだいぶ洋風になった日本の暮らしにぴったりの「日本茶」、それが和紅茶。
自分にぴったりなものを選ぶための選択肢は、多く知ってるほど良いのではないでしょうか。
「ちょうど良さ」を知りたいあなたへ
November 25, 2022
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