食の宝庫として知られる、静岡は清水の漁港。この活気ある港から少し離れると、歴史由緒ある街並みはすぐに緑濃い山道へと姿を変えます。
水の透明度で知られる興津川を上流へのぼること、車で30分。空気の冷ややかさを肌に感じるようになるころ、山の中腹に位置する両河内(りょうごうち)にたどり着きます。
急な傾斜に広がる、一面の茶畑。
朝晩に霧のかかるこの土地の恵まれた環境を活かし、これまで日本の茶所・静岡の品評会でも一位を取り続けてきた有名な産地です。
ですが、それも過去のこと。今では採算の立たなくなった茶農家の手放した耕作放棄地がポツポツと見られるようになりました。
数年前のこと、この両河内で大事にお茶を作り続けてきた茶農家が一念発起しました。
これまでの常識をくつがえすような、人々に愛される最高のお茶を作ろう。
古い価値観に縛られることなく、今の暮らしや食生活にしっくりと馴染むお茶を。
今までの紅茶とはまるで違って、緑茶のようにすっきりと飲める和紅茶を。
「緑茶のような紅茶」というイメージのもとで、茶農家の方々はいくつもの試作を繰り返してきました。そして生まれた、他のどこでも手に入らない和紅茶。
withTeaは、最も素材の味を感じられる食=サラダとのペアリングに最適な和紅茶を3種揃えました。どれも海外の紅茶にはもちろん、日本のどんな和紅茶とも違った味わいで、素材のおいしさを膨らませます。
毎日、どんな時にでもさっぱりと飲めるお茶を。
私たちの新しいスタンダードです。